皆さんはBASE(ベイス)を利用していますか?
CMなどでも「ネットでお店を開くなら~♪ベイスッ!」と流れてきてついつい口ずさんでしまうんですが、誰でも簡単にネットショップを開店出来たり、面倒な手続きがなかったりと快適で使いやすいということから人気ですよね。
面白そうだなと思い調べてみたんですが、そんなBASEに実は詐欺の被害に遭っている方も多くいらっしゃるのはご存知でしょうか?しかも購入者と出店者双方で被害が出ているんです。
今回の記事では、BASEでの詐欺の被害に遭わないように、詐欺の手口からその対策までを解説していこうと思います。
BASEでの副業を考えてる方などはぜひ参考にしてください!

BASEでの副業はオススメ!(詐欺対策はしっかりしましょう!)
BASEの副業ってどんな仕事?

そもそもBASE(ベイス)ってなに?という方のために解説します。
BASEは簡単に言えば「誰でも無料かつ簡単にネットショップを運営できるサービス」です。
運営に必要な費用なども無料となっており、サイトのデザインなども設定できるなど、出店者に対して非常にサポート体勢が整っているのが特徴です。一応月額を支払うことで様々な恩恵が得られるプランなどもあるものの、基本的には無料でも問題なくネットショップの運営が可能です。
このことからネットショップの運営などをやったことがない初心者でも気軽に副業としてネットショップを出店することができ、近年人気が上昇しています。
SNSとの連携機能なども存在するので、SNSを通じた集客なども可能となっているのも特徴の一つと言えます。
BASEの詐欺とは?

副業初心者にもおすすめのネットショップサービスのBASEですが、実は詐欺の被害というのも残念ながら存在します。この被害というのは商品の購入者はもちろんですが、ショップの出店者を狙ったものもあります。
出品者を狙った詐欺というのは、BASEに限った話では無いのですが、前述したようにBASEは特に副業の初心者が多いので、詐欺のターゲットにされる可能性が高いです。
このあと紹介しますが、特にネットショップ運営の初心者の方は、様々な詐欺の手口を把握しておき、冷静に対応ができるように準備しておく必要があることに注意しましょう。
BASEの悪質な詐欺の手口とは?

BASEの悪質な詐欺の代表的な手口を2つ紹介します。
①不正決済詐欺
最初に紹介するのは不正決済詐欺です。これはクレジットカードを利用した、出店者をターゲットにした詐欺です。
手口としては、クレカ決済で商品を注文後、出店者は購入者の決済後に商品を発送します。
しかし、クレカが不正に利用されているものだとわかった場合、決済が無効となり、売上金は全額破棄。
さらに発送した商品も帰ってくることは無く、最終的に出店者側は商品も売上金なども失うという内容です。
この詐欺の恐ろしいポイントとして、BASE運営も助けてくれないというところです。
というのも、BASEの利用規約にはこのような自体があった場合でも損害はショップ負担となるという規約が設定されているので、このことでBASE運営に問い合わせをしたところで解決しないことが多いです。
このとこから初心者はもちろん、キャリアの長い出店者でさえもターゲットにされ、被害に遭ってしまう方が多い模様です。
②商品発送詐欺

こちらの詐欺は商品が発送されないもしくは届かないという詐欺です。
BASE以外の個人間での取引を行うネットショップではよくある手口で、決済が済んでいるにも関わらず、商品が発送されなかったり届かないという内容となっています。
この被害に遭った場合でもBASEの運営が介入することは無く、個人で解決しなければならないので、対策ができていない場合は最悪泣き寝入りになってしまう可能性もあるので注意しましょう。
また、身に覚えのない商品が届くような詐欺に関しても消費者庁が注意喚起しています。
詐欺の被害にあわないための対策法

ここからは詐欺の被害を未然に防ぐための対策などを紹介していこうと思います。
①証拠などを事前に集めておく
まず紹介する対策は証拠を集めることです。
というのも、悪質な購入者や出店者の中には詐欺を働いた後に、詐欺を行ったアカウントをそのまま削除して逃走を図る者もおり、証拠が不十分の状態でこうなってしまった場合は本格的に泣き寝入りをせざるを得ない状況になってしまいます。
このような状況を防ぐために、出店者や購入者とのメッセージのやり取りから相手の情報など、怪しいと少しでも感じた場合はスクリーンショットを撮影するなどで集めておくと、後の展開に有利に働くので絶対に集めておきましょう。

②法律事務所や相談窓口に相談してみる
続いては法律事務所や相談窓口への相談です。
BASE運営への問い合わせも可能ではありますが、詐欺などに対してBASE運営が介入して解決することが、前述した詐欺の紹介でも書いたようにあまり見込みが有りません。
そのため、一番おすすめできるのがまずは上記の窓口に相談をしてみるのが一番確実と言えます。窓口としては、消費者ホットライン(188)・警察相談専用電話(#9110)等がおすすめです。
特に消費者ホットラインでは消費生活センターと連絡を取ることができ、詐欺などに対してのアドバイスを得られる他、購入者や出店者との連絡に介入して助けを得ることもできるので、非常に心強いといえます。
しかし、相談窓口の欠点としては、あくまで相談なので解決まですべてを助けてくれるというわけでは有りません。むしろ、何もかも助けてくれる存在を最初から探している場合は後述の法律事務所に問い合わせを送ることをおすすめします。

もし、相談窓口で解決の糸口が見込めないと判断した場合は、法律相談所への相談がおすすめです。事務所によっては無料で相談が可能な事務所もあるので、自身にあった法律事務所を探してみましょう。
法律事務所のデメリットとしては費用がかかってしまうという面がありますが、費用の相談などにもしっかり対応してくれるので、まずは心配することなく相談はきっちり行いましょう。
まとめ

今回はBASEでの詐欺の手口や対策を解説していきました。
特に不正決済詐欺は初心者から経験の長い出店者も被害に遭われる方が多いので、この記事を参考に対策はしっかり練っておきましょう。
この記事を読んだ方が快適にBASEで副業ができることを祈っています!
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