
こんにちは!
皆さんはFXとバイナリーオプションという金融商品を聞いたことがあるでしょうか?
最近は副業で投資をしたいと関心を持たれている方も多いので名前だけでも知っているかもしれませんね。
ただバイナリーオプションに関してはFXより歴史が浅いので詳しい事まで知っている人は割と少ないのではと感じています。
そんな両者ですが、投資対象がドル/円などの通貨を扱う共通点から違いを比較されることがあります。
では「初心者でも収入を得やすい投資は一体どっちなの?」と気になりますよね?
その答えを見つけるにはFXとバイナリーオプションそれぞれの違いやリスクを理解しておく必要があります。
この記事で両者の金融商品としての仕組みの違いを説明することで投資初心者のあなたの判断材料になればと考えています。
バイナリーオプションとは?
日本に初登場したのは、調べたところ2009年という事なので比較的歴史の浅い金融商品です。
購入した通貨のレートが特定の時刻になった時に指定したレートよりも円安か円高かを予測する取引です。
方法自体は至ってシンプルで当たれば収益になり、外せば損失になるという事で結果もわかりやすいのが特徴です。
証券会社によっては異なる呼び名もあり、例えばGMOクリック証券では「外為OP」という名で5銘柄を取り扱っています。
また一般的に投資対象は通貨ですが、GMOクリック証券では「株BO」という名で株価指数を対象とした商品も存在しています。
FXとは?
例えばドル/円を仮に100円としたときに101円というようにドル高/円安になる事を予想すれば買い注文を入れます。
逆に99円のようにドル安/円高になる事を予想すれば売り注文を入れます。
予想が当たればその差額分だけ利益が発生する仕組みです。
金融商品としてはバイナリーオプションよりも歴史も認知度もあるため取り扱い証券会社は多いです。
バイナリーとFXの違い
ここまで両者の違いを簡単に説明しましたが、その仕組みや損益確定のプロセスは大きく異なりますのでより具体的に説明します。
まず損益額が決定される仕組みが大きく違いますので説明します。
FX
投資金額(取引単位数)×値動きの大きさ=損益額
損益額は投資金額と値動き(ボラティリティ)で決まります。
当然大きく値が動けばその分利益も出ますし、反面損失も大きくなります。
そのためリスクコントロールとして取引単位数(ロット)を相場の難易度で調整しながら投資することで安定した利益を狙います。
最低取引単位(1ロット)に必要な資金は通貨によって異なります。
最近はより細かい単位での取引に対応した証券会社が出てきており、米ドル/円なら1ロットで100円ちょっとから取引可能です。
またFXの場合は投資の元本に最大25倍までのレバレッジをかけて投資することが可能です。
最大レバレッジに近いとハイリスクですが、ほどほどのレバレッジだと資金効率が良い状態で運用できます。
バイナリーオプション
・予想が当たった場合
ペイアウト金額1000円/枚-投資金額×枚=利益
・予想が外れた場合
投資金額×枚=損失額
損益が決まる判断基準は【予想が当たるか外れるか】で決まり、投資金額の大小と枚数で損益額が決定されます。
上の説明だけだと「ペイアウトとか枚数って何?」という疑問があるのでもう少し具体的に説明します
投資金額は証券会社によってチケット費用やチケット購入金額と呼ばれています。
相場状況によって50円~999円の範囲でリアルタイムに変動します。相場予想の難易度が高いほど金額が低くなる設定です。
そして取引単位は枚やロットと呼び、何枚購入するかでリスクをコントロールします。
予想が当たった時は1枚当たり1000円(固定)のペイアウトが支払われ、そこから投資金額(チケット費用)が引かれて利益となります。
例えば1枚600円の時に購入して予想が当たれば1000円-600円=400円の利益という具合です。
つまり利益額を大きくしたいときはチケット購入金額を安く抑える必要があります。
ただしそのためには相場予想の難易度が高いタイミングで購入することになります。
予想が外れた場合は購入金額がそのまま損失になります。
またFXのようにレバレッジはかけることはできません。
以上のような仕組みからFXのようにボラティリティに損益結果が一切左右されないのが大きな違いと言えるでしょう。
判定ルールのパターン
判定時刻での当否判定ルールですが、3パターンあります。
ラダー制
判定時刻に指定したレートより、上か下かを予想する最も一般的な判定ルールです。
国内のバイナリーオプション業者の大半がこのルールです。
この記事の冒頭の説明もラダー制を元に書いてます。
レンジ制
判定時刻に目標レンジ(範囲)の内側か外側を予想するものです。
レンジ相場が多いFX相場において予想しやすい制度ですが、国内で採用しているのは2社のみです。
タッチ制
判定時刻までに予想レートに到達するかしないかを予想する判定ルールです。
一度でも到達すればOKなのでトレンド相場や乱高下な相場でも勝ちやすいことが想定できます。
ただし国内で採用している業者はIG証券ぐらいです。
※判定ルールの採用状況は2022年5月現在のデータです。
取引時間・回数
取引時間や回数の概念もFXと全く異なります。
FXの場合は24時間、何回でも繰り返して売買が可能です。
バイナリーオプションの場合、開始時刻と判定する時刻(満期)の区切りが定められているため、1日の取引回数に制限があります。
証券会社によって開始時刻などに微妙な違いはありますが、基本は3時間区切りで9~12回の範囲です。
※1区切りは回号と呼びます。
開始時刻を起点として予想が当たったか外れたかを
GMOクリック証券の場合は以下のルールになっており、時間が重複しているのも特徴ですね。
利益・損失
投資金額(リスク)をコントロールできるという点では両者とも共通していますが、損益決定の仕組みに違いがあることがわかります。
FXの場合はいわば完全裁量トレードなので利益も損失も確定するためには最後まで自分の判断や意志に委ねられます。
バイナリーオプションの場合は基本ルールとしては予想の当否によって判定時刻になれば自動的に決済される仕組みです。
ただし判定時刻(満期)に到達する前に途中売却も可能です。
メリット・デメリットで比較
ここまで①仕組み、②取引回数・時間、③利益、損失の3点から両者の違いを見てきました。
そこから見えたメリット、デメリットを比較してみます。
取引のシンプルさ
FX △
バイナリーオプション 〇
取引の分かりやすさで言えば当たるか外れるかの二択で自動的に決済されるバイナリーオプションに軍配が上がります。
FXの場合は決済は自分の裁量で判断しなければならないです。
また証拠金維持率、レバレッジ、ロスカットなどの仕組みの知識も必要になってきます。
損失額のコントロール
FX △
バイナリーオプション 〇
取引単位を調整すればFXでも低リスクで取引できますが、損益は相場のボラティリティに左右される要素が大きいです。
大きく損失方向へ動けば損切りしない限り、想定外の損失まで膨らむ可能性があるのがFX の怖さです。
バイナリーオプションの場合は自動で決済されるし、外しても購入金額×枚数分の損失額と最初から分かっているので安心感があります。
期待できる利益
FX 〇
バイナリーオプション △
先ほどの損失額のコントロールの項と内容が相反しますがFXの方が大きな利益を狙えます。
理由はレバレッジを効かせられる事と利益の出る方向に動くほど利益が伸ばせるからです。
バイナリーオプションの場合は大きく利益を狙う場合は枚数を増やす事です。
しかし言葉は悪いですが、ただでさえ丁か半かの博打要素が強いルールで枚数を増やすとなるとそれこそただのギャンブルになります。
なのでバイナリーオプションはコツコツと勝ちを積み重ねる方法がベターです。
値動きの無い相場でのチャンス
FX ✖
バイナリーオプション △
FXにおいて相場が動かないことには利益にならないのでそういった相場は退屈です。
この場合は「休むも相場」と割り切って虎視眈々とチャンスを待つしかありません。
バイナリーオプションの場合、満期での判断基準はあくまで指定レートより上か下かであり、いくら動いたかは関係ありません。
なので動かない時間帯でもチャンスはあります。
ただ動かない相場はそもそもどっちにいくか?の予想難易度が高いので明確にメリットと言えるのか個人的には微妙です。
必要資金
FX 〇
バイナリーオプション 〇
従来のFXは最低取引単位が1万通貨や1000通貨という感じでまとまった資金が必要な状況でした。
ただ今は1通貨単位から取引可能な証券会社もあるのでドル/円なら100円ちょっとで取引可能です。
バイナリーオプションも同じくらい少額で取引可能なので初心者が参入するハードルはどちらも低いでしょう。
取引の自由度
FX 〇
バイナリーオプション✖
バイナリーオプションの場合は1日あたりの取引可能な回数に制限があるのでFXより窮屈さを感じます。
また判定時刻でのレートで自動決済はシンプルさと引き換えに自由度も融通も効かないことを意味します。
判定時刻で予想が外れればそこで損失が確定して取引終了です。
判定時刻を過ぎた後に(開始時刻から見て)有利なレートに動いたとしても全く意味がありません。
それに関連して開始時刻から満期まで3時間というのも重要なポイントです。
言い換えれば3時間より長い時間軸での相場予想をしたくてもそもそも仕組み上不可能という事になります。
初心者でもバイナリーは稼げる?
初心者でもバイナリーオプションで稼げるかどうかは人それぞれなので一概に言えません。
ただし安定して利益を出すための戦略としては
①一定の勝率
②枚数のコントロール
③短期取引が得意か?
の3点がカギになると考えています。
①一定の勝率
仕組みがシンプルでも当てずっぽうな取引なら勝率が低く、厳しい結果になるでしょう。
そうならないために基本的なチャート分析の知識は押さえたいところです。
また通貨ペアで動く時間帯も特徴があるのでそれぞれ調べた上で取引する必要があります。
また経済指標の発表前後は激しく動く傾向があるので避けた方が無難です。
②枚数のコントロール
枚数の多い少ないは自分の欲に関わってきますので感情のコントロールが必要です。
ほどほどの枚数で堅実に行う事が大事です。
そこがコントロールできないといわゆる『コツコツドカン』で失敗します。
③短期取引は得意か?
開始時刻から満期が3時間というのは明確に向き、不向きの人が分かれる要素になります。
3時間先の相場の予想で結果が出るので数時間スパンでの短期取引の分析が求められます。
分析で見るローソク足は15分足~1時間足くらいが対象になり、俯瞰的に分析するなら4時間足、8時間足も見た方が良いですね。
ただローソク足に関してはある程度時間軸が長いほど情報量が多く、的中精度も上がるのが一般的な認識です。
そのため短期取引をすることはそれ相応の難易度があるという認識は持っていた方が良いです。
まとめ
以上がバイナリーオプションとFXの比較になります。
比較的新しい投資のバイナリーオプションは分かりやすさが売りなので投資初心者にもハードルが低いです。
ただし、仕組みが簡単だから儲かりやすいというわけではなく必ずリスクも存在します。
どんな金融商品でも言えますが、仕組みやリスクをしっかり理解をして自分に向いているか利益を出せそうか判断する必要があります。
投資は不労所得というイメージがありますが、少なくとも自分の脳みそを働かせてリスク管理について考えなければいけません。
判定ルールのパターンの項では顧客に有利と思われるレンジ制やタッチ制を取り扱っている証券会社が少ないと説明しました。
これは言い換えれば証券会社は顧客に儲けさせることより自分達が儲ける事を優先してるという証拠です。
なので取引する側もそれを承知でリスクと向き合って取引する必要があるわけです。
堅実な方法、考え方で取引を行えばそれなりの結果を出せる可能性はあります。
この記事であなたに向いているのはFXかバイナリーオプションか判断の一助になれば幸いです。
無料で副業を始める
クラウドワークス

未経験でも始めやすいのがクラウドワークス。
知識が必要なものもありますが、全くの未経験でもできる仕事もたくさんあります。
誰でもできるものだと単価は安いので、高額を最初から狙うのは難しいですが、確実に報酬をゲットできます!

200種類以上の案件があるので、とても始めやすいです!
楽天銀行なら振込手数料も他に比べるとお得です!まずは登録して、あなたができそうな案件を探してみましょう!
ココナラ

ココナラは、あなたの得意なスキルを売ることができるクラウドソーシングサイトです。
テレビのCMでも「得意を売り買いココナラ♪」と耳にしたことがある方も多いはず!
イラストやロゴ、HPなどのデザインはもちろん、記事の作成や恋愛相談など幅広いジャンルが出品されています。

あなたの得意を活かした副業ができます!
得意なジャンルを伸ばすこともできますので、登録してあなたのスキルを出品してみてくださいね!
マクロミル

マクロミルはアンケートに回答することでポイントをゲットし、現金やTポイントやAmazonギフト券などに交換することができます。交換先は豊富で仮想通貨も可能!

難しい操作など不要なので、ちょっとした空き時間に!
商品やサービスに関するアンケートが多く、1日に複数件届くのでやればやるだけポイントゲットできます。
そのほかに座談会や商品モニターなどの高単価の案件もあります!
スクール、セミナー
クリエーターズジャパン

動画編集を副業や本業にしたいと考えている方で、全くの未経験なんて方もいるはず!
若いころに勉強しとけばよかったな・・・なんて諦める必要はありません!
今からでもスクールで勉強すればあなたも動画編集者になることができます!

豊富なコンテンツと案件獲得までフォローしてくれる!
知識と経験を積めば、自由な働き方も手に入る!
テックアカデミー

テックアカデミーはWEB制作に関するスクールです。
様々なコースがあり、オンラインなので自分のペースで学習することができます。

最短4週間でスキル習得ができる!
なにから学べばいいのかわからない方は、無料でご相談可能!向いているか不安な方も一度ご相談してみてください!
コメント