
今回紹介する副業案件は「サイバードラゴン(CYBER DRAGON)」です。
サイバードラゴンは「完全放置型現金収集ゲーム」と謳っています。
本当に放置するだけでお金が稼げるのならとても嬉しいですね。
しかし、何もせずにお金を稼げるというのはいったいどのようなビジネスモデルなのでしょうか。
簡単に稼げると謳う副業案件は悪質なものが多いため、注意が必要です。
そういったこともり、サイバードラゴンは悪質なものなのかどうか調査を行いました。
その結果、サイバードラゴンはおすすめできないと判断しました。
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サイバードラゴン(CYBER DRAGON)とは?

それでは、サイバードラゴンの実態について調査をしていきます。
サイバードラゴンのランディングページ(LP)には以下のような内容が書かれています。
- 完全放置型現金収集ゲーム
- 毎日平均して16,771円が稼げる
- SIDE BUSINESS STORY AWARD 2022コンテストグランプリ受賞
- 平均年収が600万円を超える
記載内容が本当ならとても嬉しいですね。
しかし、完全放置で毎日16,771円、年収600万円超というのはあまりに出来過ぎた話です。
簡単に稼げると謳っている副業案件というのは、悪質なものが多くサイバードラゴンにもその傾向が見られるため注意が必要です。
どれくらい稼げる?

さて、サイバードラゴンを利用して稼げる金額について調査をしていきます。
LP記載の通りだと毎日平均して16,771円、年収600万円超とのことです。
日本人の年収中央値は400万円半ば程度となっており、サイバードラゴンを利用するだけで日本人の上位50%の収入に入るということになりますね。
しかし、LPを調査しても稼げる仕組み、つまりビジネスモデルの記載が一切ありません。
そのため、誇大広告である可能性があるため注意が必要です。
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グランプリ受賞の実績とは

次にグランプリ受賞の実績について確認をしていきます。
LPには「SIDE BUSINESS STORY AWARD 2022」というグランプリで受賞しているようです。
公的なグランプリで受賞しているとすれば、副業の内容にも信憑性が生まれますね。
そこで、SIDE BUSINESS STORY AWARDについて調査を行いました。
インターネット等を利用して調査を行ったのですが、同名のグランプリは確認できませんでした。
サイバードラゴンが受賞している以前にグランプリそのものが存在しているかも怪しくなりましたね。
現状、確たる情報が見つからないので稼げる金額もグランプリ受賞も誇大広告や虚偽の可能性があります。
登録検証

それでは、サイバードラゴンの実態についてさらに詳しく調査をするために登録して検証をしていきます。
登録はランディングページの「無料DLはこちらから」のボタンを押します。
すると「ドラゴンハンター」というLINEアカウントが表示されるため友達追加します。
友達追加をすると簡単なメッセージと共に動画が送付されます。
動画の内容はナイトグループの岡崎という人物がサイバードラゴンについて解説するというものです。
その内容は具体的なビジネスモデルに触れておらず曖昧なものとなっています。
また、トレードという言葉が入っていることから現金収集ゲームではなくFX等の自動取引と考えられます。
その後には次の動画が送られるというような内容のメッセージが来るため、繰り返し動画を見ることになると考えられます。
実際にゲームを遊べるのはずっと先になりそうですね。
特商法の記載

特定商取引に関する法律(特商法)とは?
必ずチェックしましょう!
特定商取引に関する法律は、訪問販売等、業者と消費者の間における紛争が生じやすい取引について、勧誘行為の規制等、紛争を回避するための規制及びクーリング・オフ制度等の紛争解決手続を設けることによって、取引の公正性と消費者被害の防止を図る、日本の法律である。略称は「特定商取引法」「特商法」。
参考元:Wikipedia
この記載がない場合は法律を守らないと言っているようなもの!要注意です!
消費者庁が掲載している「特定商取引法ガイド」はこちら!
それでは、サイバードラゴンの特商法について調査をしていきます。
LP等を調査した結果、特商法の記載は確認できませんでした。
本来なら会社名や住所、電話番号等の連絡先を記載しなければいけません。
それらの情報がなければトラブルが起こった際に連絡ができず泣き寝入りをしないといけない可能性があります。
そのため、サイバードラゴンの利用には注意が必要です。
運営会社の情報について

それでは運営会社について調査をしていきます。
サイバードラゴンの運営に関する情報は、特商法の記載がないため不明です。
現状分かっているのは、LINEで送付された動画内のナイトグループと岡崎という人物です。
それでは、インターネット等を利用してナイトグループと岡崎という人物について調査をしていきましょう。
調査を行った結果、ナイトグループや岡崎に関する情報は確認できませんでした。
正体が不明な人物や組織が運営するサービスは、利用をしても稼げる可能性は低いでしょう。
また、何らかのトラブルに遭った際に連絡が取れず、泣き寝入りすることになるかもしれません。
信頼できない案件を利用するというのはリスクの塊であり、損をする可能性が非常に高いため注意しましょう。
プライバシーポリシーについて
それでは次にプライバシーポリシーについて調査をしていきます。
プライバシーポリシーとは個人情報保護について記載したものとなっています。
そのため、プライバシーポリシーの記載がないということはサービスの運営で入手した個人情報を悪用されるおそれがあり、危険性が高いと判断することができます。
それでは、サイバードラゴンのプライバシーポリシーについて調査をしていきましょう。
LP等を調査した結果、プライバシーポリシーの記載は確認できませんでした。
そのため、サイバードラゴンを利用した場合には個人情報を悪用される可能性があるでしょう。
例えば、登録したLINEアカウントやアクセスした際のIPアドレス等を不正な形で利用されるおそれがあり、非常に危険です。
このような危険性の高いサービスを利用することは推奨できません。
サイバードラゴンのLINEアカウントもブロックした方がよいでしょう。
口コミ

それでは次にサイバードラゴンの口コミや評判について調査をしていきます。
口コミや評判などの利用者の声は実績等としても非常に参考となる情報です。
また、本当に稼げる副業案件なら好意的な口コミが多いはずです。
それでは、サイバードラゴンの口コミについて調査をしていきましょう。
インターネットやSNS等を利用して調査を行った結果、好意的な口コミは確認できませんでした。
反対に否定的な口コミや注意喚起のウェブサイトが多かったです。
本当に稼げるのなら否定的な口コミばかりというのは妙な話ですね。
特商法等の必要な記載もなく、否定的な口コミばかりで実績がない副業案件は信頼できないものと判断できます。
そのため、サイバードラゴンを利用することはやめましょう。
まとめ

それでは最後にサイバードラゴンの調査結果についてまとめていきます。
サイバードラゴンの概要は以下の通りです。
- ビジネスモデルが不明瞭
- 明らかな虚偽の広告
- 特商法の記載がない
- 否定的な口コミが多い
以上の内容から、サイバードラゴンは稼げない副業案件と考えることができます。
特に特商法やプライバシーポリシーの情報がないというのは致命的です。
このような違法の案件は利用しても稼げることはなく、損をする可能性が高いです。
しかも、損をした場合に連絡が取れず泣き寝入りとなってしまうおそれもあります。
実績もなく、特商法の記載もないサイバードラゴンを利用することはやめましょう。
もし、サイバードラゴンのような副業案件でトラブルに巻き込まれてしまった方は返金等ができる可能性があるので消費者生活センターや弁護士の方に相談することをおすすめします。



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